無添加のホエイプロテインは、どこのメーカーを選べばいいのでしょうか?
まず、たんぱく質をチャージしたい人がプロテインを選ぶ一番の理由、それはまず「値段」ですよね。その次に「たんぱく質の含有量」とか「味」とつづきます。
これらの基準にしたがって、オーガニック系の無添加ホエイプロテインをランク付けしました。
実際に飲んだことのある無添加ホエイプロテイン3種類を評価していきます。
プロテインを選ぶ4つの基準
- 価格
- 味
- タンパク質含有量
- 溶けやすさ
なぜ無添加のプロテインなのか?
ランキングへ行く前にまず「なぜ無添加プロテインなのか?」そこをちょっと説明させていただきます。
2018年の5月以降『週刊新潮』が毎週のように「食べてはいけない食品特集」を掲載しています。
食品添加物について「発がん性」がある「味覚を壊す」などと指摘して反響を呼んでいます。
この記事に対して「根拠が薄い」、「煽り過ぎだ」という反論記事を出す週刊誌まで出てきました。
この世の中は添加物や化学調味料を使った食品であふれかえっています。
無添加のものを探すほうが大変です。
ですので、「人工甘味料」や「保存料」などがバンバン入ってても、週に1回飲む程度のものなら「別に大丈夫かぁ・・・」で済みます。
実際に少量なら体への影響は無視できると言われています。
が、しかしプロテインは毎日大量に飲むわけですので、身体のことを思えば添加物まみれのプロテインは避けたいところです。
人口甘味料入りがいくら美味しくてもちょっとイヤ~な感じがします。
なんにしても健康にいいというわけではありませんので、必要以上に摂取しないほうがいいです。
無添加以外で美味しくて安いホエイプロテイン
無添加のホエイプロテインを買う前は、「ビーレジェンド」というメーカーのパイン味やリンゴ味をメインに飲んでいました。で、ごくたまに「SAVAS」や「DNS」のプロテインを飲むといった感じでした。
「ビーレジェンド」はプロテイン全体を見渡してもコスパがよくて美味しいです。
無添加以外のプロテインでは一番のおすすめです。この「ビーレジェンド」だけは今でもたまに買ってます。
ただ美味しくて飲みやすいプロテインは、
- 人口甘味料
- 保存料
- 着色料
- 香料
- 増粘剤
- 消泡剤
以上のような添加物がバリバリ入っちゃっています。
人口甘味料カロリー0の誤解
添加物の中でも人口甘味料はプロテインにもよく使われていて、コンビニやスーパーに置いてある「カロリー0」のジュースやゼリーにも入っています。
人口甘味料はカロリー0で糖質も0です。ダイエット中の人にとってはいいことづくめに思えます。
人口甘味料は血糖値が上がりやすい
しかし、「糖質」や「カロリー」がゼロになる代償として、「血糖値」は”グイグイ”上がっていきます。
血糖値が急激に上昇すると、それを下げようとするために「インシュリン」が分泌されて脂肪を貯めやすくなり、逆に太ると言われてます。また高血糖の食品は2型糖尿病の発症リスクを高めます。
アイスコーヒーと牛乳にも普通のガムシロを投入
人口甘味料にはそんなイヤなところがありますので、毎日飲んでいるアイスコーヒーにもカロリー0のガムシロは使いません。
普通の甘いシロップを半分入れます。もしくはブラックです。
それと、牛乳も毎日飲んでいるのですが、その牛乳にもガムシロを入れて飲みます。(これが美味しいのです)牛乳には普通のガムシロか国産のハチミツを入れてます。
ちなみに人口甘味料以外で血糖値が上がりやすい食べ物は以下のとおりです。
CHECK
ご飯
パン
パスタ
うどん
日本人が日頃から食べてるもんばっかです。要するに糖質多めの食べ物が血糖値も上がりやすいという感じです。
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人口甘味料の糖尿病リスク
人口甘味料は糖尿病のリスクが高まると、イギリスの化学雑誌『ネイチャー』に論文を発表しています。
ニュースでよく見る世界的に有名な雑誌で警告されています。信用できそうです。
しかし研究機関によっては糖尿病のリスクはないという説もあります。
人工甘味料は血糖値に影響しない可能性/米研究
人工甘味料は砂糖の代替として飲料や菓子などの食品に広く用いられているが、人工甘味料を摂取しても血糖値には影響を及ぼさないことが、29件のランダム化比較試験(RCT)を対象に行ったメタ解析で示された。
ただし、研究を行った米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校食品栄養科学部のAlexander Nichol氏は「この結果から、血糖値が気になる場合でも人工甘味料の摂取は安全だと言えるが、人工甘味料入りの飲料や食品を好きなだけ食べてよいという意味ではない」と強調している。研究の詳細は「European Journal of Clinical Nutrition」5月15日オンライン版に掲載された。
引用:毎日新聞
人口甘味料は体に良いのか悪いのかハッキリしないですけども、無添加じゃないプロテインには、人口甘味料以外にも香料や着色料などの「添加物」が入っています。
できるだけ体内には取り入れないほうが無難です。
また人口甘味料の「アセスルファムK」や「アスパルテーム」は、糖尿病以外に肝障害、リンパ球減少、脳腫瘍や白血病のリスクが指摘されています。
無添加プロテインは値段が超安い
以上のような理由で無香料、無着色の無添加プロテインを選び飲んでいますが、無添加系のホエイプロテインは値段が安いのも大変魅力です。
薬局で売ってるようなメジャーなプロテインに比べると、同じ容量で1,000円~2,000円ぐらい安く買えます。
無添加プロテインの欠点
無添加のプロテイン(プレーン味)のマイナス点は味です。正直言っておいしくはないです。プレーン味が合わない人はホントに飲めないと思います。
人口甘味料や香料を使って美味しくしているプロテインに比べると、さすがに味は落ちます。
その中でも毎日飲んでても苦にならない無添加のものがあります。
ジュース並みにおいしく飲めなくても、値段が安くて身体にも優しいなら買いです。ということで、無添加のプロテインを積極的に飲んでいるといった感じです。
どうしてもプレーン味に慣れない方は味付きを試してみてください。
最近は無着色で天然植物由来の甘味料を使ったバナナ味のホエイプロテインなどが売られています。
今回ランク付けした無添加ホエイプロテインは、味のついていない「プレーン」タイプのものです。
以下のメーカーから販売されている3袋のセット価格で比較しています。
- アルプロン
- ニチガ
- ボディウィング
それでは順位を発表します。プロテイン選びの参考にしてみてください。
無添加ホエイプロテイン(プレーン味)おすすめランキング
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【1位】ボディウィングホエイプロテイン無添加ナチュラル
価格:¥5,790(税込)
エネルギー | 414kcal |
たんぱく質 | 78.0g |
栄養成分(100gあたり)
味、価格、溶けやすさのすべてが揃ったボディウィングの「無添加ホエイプロテイン」です。味は牛乳を薄めた感じです。プレーン味の中ではおいしいほうですし、シェイカーを20回も振ればもう溶けています。
添加物の「消泡剤」が入ってないということで、ちょっと泡立ちが気になるものの堂々たる第1位です。値段の安さは2番手につけていますが、メジャーなプロテイン「SAVAS」は3袋で1万円を超えてきます。それに比べると激安です。
ここの会社の商品は「大豆プロテイン」も買ったことがありまして、「大豆」と「ホエイ」でかれこれ20袋ぐらいは購入しています。
【2位】ニチガホエイプロテイン100
ホエイプロテイン100 【instant】 1kg×3袋 プレーン味 [02] NICHIGA ニチガ
価格:¥5,142(税込み)
カロリー | 395kcal |
タンパク質 | 77.5g |
栄養成分(100gあたり)
今回2位のニチガのプロテインは味と溶けやすさはボディウイングには負けますが、なんといっても同じ無添加のプロテインで値段が1000円近くも安いのです。そこそこの味、値段で選ぶならこれです。
【3位】アルプロン ナチュラルホエイプロテイン100
アルプロン ナチュラルホエイプロテイン100 無添加 1kg×3個セット たんぱく質含有量約80%
価格:¥5,832(税込)
カロリー | 397kcal |
タンパク質 | 78g |
栄養成分(100gあたり)
最下位は「EXILE」や「三代目J Soul Brothers」の事務所が発売しているプロテインを作っている会社のものですが、無添加ホエイプロテインの中で一番マズかったです。なかなか溶けずにダマになるし、マズくて飲みにくくてまったくダメです。
3袋セットで買っていましたので、消化するのが大変でした。もう鼻をつまんで一気に飲み切った感じです。味は上位2種類と似てるのですが、なんか飲むのがツライのです。値段は2番目に安いのですがマズくて飲みにくさが勝り最下位です。