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大関「大の里泰輝」が二場所連続優勝で初土俵から最短12場所で横綱昇進!

投稿日:2025-05-26 更新日:

相撲横綱大の里

大関大の里(おおぜきおおのさと)が2025年春場所の13日目において13勝0敗で2場所連続優勝という素晴らしい成績を収めました。これにより満場一致で横綱への昇進が決まりました。

千秋楽に負けて残念ながら全勝優勝とはなりませんでした。しかし全勝優勝は次に期待しましょう。今回はそんな大の里について詳しくご紹介します。

初土俵から最速で横綱昇進へ

初土俵から7場所目の優勝、幕下付け出しでは元横綱輪島の15場所を大きく塗り替えました。 今場所が初土俵から13場所目で横綱昇進とり、「輪島」の21場所を更新して年6場所制となった1958年以降最速です。

それにしても初土俵から7場所目で優勝してるんです。しばらく相撲を追ってなかった私は、私は目を疑いました。「え!?初土俵じゃなくて初入幕から7場所だろ?って・・・。」それほど頭がバグるほど尋常じゃない成績をおさめています。

【伝説の始まりへ】大の里 優勝記念動画 <令和7年五月場所>

久々!日本人の大横綱誕生の予感

大横綱になる力士って出世がめっちゃ早いんです。今回の大の里は初土俵から12場所で横綱昇進です。大横綱になる力士というのは小結、関脇、大関をあっという間に通り過ぎます。普通の力士は小結や関脇まで出世するものの、連続して番付上位陣と当たることで壁にぶつかって、負け越して平幕に戻る力士が多いのです。

大横綱の条件とは?

でも名横綱や強い横綱と言われた人たちは上位陣の壁をサクッと超えていきます。私が一番好きな力士は「千代の富士関」です。その平成の大横綱「千代の富士関」はケガが多く小結まで上がっても平幕に戻ることが多かったです。でもケガが治り関脇に上がったとたん、関脇を2場所務めただけで大関に昇進しています。

そして大関を在位わずか3場所でいっきに横綱に駆け上がりました。関脇に昇進してからわずか5場所で横綱です。関脇から横綱までがあっという間です。

また昭和の大横綱「北の湖」とモンゴル出身の「朝青龍」も新大関から横綱昇進までの所要場所数は3場所です。曙が4場所です。強い横綱になる力士って上位の壁を軽々と越えていくんです。自分より強い相手に勝つから番付が上がるわけなんですけど、でも名を遺す横綱ってこんなもんなんですよね。それを大の里も同じパターンを歩んでいます。

初土俵から横綱になるまでも早い

「北の湖関」は横綱昇進まで21場所です。これでもめっちゃ早いです。初土俵が早かったので年齢的には21歳2ヶ月で横綱に昇進しています。でも大の里の12場所って年数でいうと約2年なんですよ。つまり一昨年の5月場所が初土俵なんです。大の里関は大卒だから幕下付け出しでデビューですけど、こんなことがありえるんですね。初土俵から2年で横綱になるってマンガの世界を凌駕しています。

大の里の基本プロフィール

まずは、大の里の基本的なプロフィールからご紹介します。

  • 四股名:大の里泰輝
  • 本名:中村泰輝【なかむら だいき】
  • 生年月日:2000年6月7日(24歳)
  • 身長:約192cm
  • 体重:191kg
  • BMI: 51.8
  • 出身地:石川県河北郡津幡町
  • 所属部屋:二所ノ関部屋
  • 得意技:突き・押し・右四つ・寄り

大の里はその恵まれた体躯と鍛え抜かれた身体で、多くの力士たちに打ち勝ってきました。まわしを取る相撲から押し相撲に変えると、力強い突き押しとスピードを活かした動きが特徴で、この突き押し相撲であっという間に出世してきました。

大の里大相相撲への歩み

大の里は学生相撲出身ですのでその歩みについても触れてみましょう。

  • 中学校:糸魚川市立能生中学校(相撲留学
  • 高校:新潟県立海洋高等学校(相撲部に所属し全国大会出場を経験)
  • 大学:日本体育大学大学(学生横綱にとなる)

幼少期からその体格と運動能力が注目されており、高校・大学を通じて相撲の競技力をさらに高めました。大学時代の全国大会優勝がきっかけで、現在所属する二所ノ関部屋へスカウトされることとなりました。日本体育大学大学を卒業し2023年5月場所で幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏みました

大相撲での戦績

現在までの大の里は大関まで昇進して安定した戦績を残しており、初土俵から以下のような素晴らしい成績を記録しています。あらためて成績を見てもすごいですね。初土俵からたった1年で幕内で初優勝しています。

  • 初土俵:2023年5月場所
  • 幕内初優勝:2024年5月場所
  • 初入幕:2024年1月場所
  • 敢闘賞受賞:3個
  • 技能賞受賞:3回
  • 殊勲賞受賞:2回

大の里番付推移

  • 2023年5月場所 - 初土俵(幕下付け出し)
  • 2023年9月場所 - 新十両
  • 2024年1月場所 - 新入幕
  • 2024年5月場所 - 新小結
  • 2024年7月場所 - 新関脇
  • 2024年11月場所- 新大関
生涯戦歴 121勝43敗(12場所)
幕内戦歴 87勝33敗(8場所)
優勝 幕内最高優勝4回
殊勲賞2回
敢闘賞3回
技能賞3回

 

大の里の魅力と令和の横綱への期待

大の里の力士としての最大の魅力は「安定感」と「冷静な判断力」です。土俵上での立ち合いでは鋭い反応を見せ、相手の動きを見極めながら戦術を切り替える姿は、多くの観客や解説者から称賛されています。ようやく日本人の大横綱が誕生します。待ちに待ちました。

品性のかけらもないモンゴル横綱達が長年君臨したせいで相撲なんて見る気もしなかったですが、でも今後は相撲をしっかりとみます。また大の里関は見るからに優しそうな人柄にくわえ、石川県の被災地へ非公開で訪問するなどファンサービスの熱心さも、多くの相撲ファンから支持される理由です。

そして大の里関はまだ伸びしろがあると言われています。ということはまだまだ強くなるということですよね。もう期待しかないです。

年齢が若い

大の里関が期待するのはまずは若さですね。各界においてはケガがつきものです。

 

まとめ

大関大の里関のプロフィールや戦績、今後の横綱昇進への期待について紹介しました。大の里の魅力はその人柄や取り組みだけでなく、ファンとの距離感の近さにもあります。今後の大相撲を引っ張っていく存在として、ますます注目を集めることでしょう。

日本人のスポーツ界は野球が大谷翔平、ボクシングは井上尚哉、ゴルフは松山英樹です。この3人が日本のスポーツ界を引っ張ってきました。そこに大の里が入ります。大の里のおかげで力士になる少年が増えることでしょう。これから横綱として優勝回数や連勝記録など記録と記憶に残る横綱になってもらいたいです。横綱という新たなステージでの活躍を楽しみにするとともに、これからも大の里の奮闘を応援していきましょう。

最後にとにかく大きなケガだけはしないように祈っています!

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