禁煙外来に通院した効果で唐突にやってきた禁煙Xデー。
1日40本、50本とタバコを吸うヘビースモーカーにとっては、たばこを吸わなくる「禁煙開始日」を迎えるだけでも大変なんですが、でも禁煙人生の本番はまだまだこれからなんです。
禁煙の第一関門は突破しました。次の第二関門はニコチンの「離脱症状」との激しい闘いです。
禁煙から1週間の重要性を認識する
禁煙を始めたばかりの人が気を付ける点があります。
それはタバコをやめてからの1週間を無事に過ごすということです。
この魔の7日間乗り切ると禁煙の成功率は”ググーン”と高まります。
ニコチンによる離脱症状のピークは禁煙してから3日~7日間です。ですので、ここをクリアすると禁煙がグッと楽になります。
一生禁煙できるかどうを左右するかもしれない大事な一週間です。
そんな重要かつ禁断症状がバンバン出まくる期間に、偶然あみだした必殺の禁煙方法を2つ紹介していきます。
タバコを吸いたい「イライラ感」がだいぶ軽減できますよ。
禁煙を始めたばかりのあなたは必読です。
なお、前回の記事「禁煙外来に通院して薬を飲むことが禁煙を成功させるコツ」でも書いたとおり、禁煙を始めた時点でも禁煙外来で処方されるクスリ(チャンピックス)の効果は全く感じておりません。
クスリか効いてないと思われる「素の状態で禁煙」に突入した感じです。
前回の記事は(禁煙体験談②)はコチラから↓
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禁煙外来に通院して薬を飲むことが禁煙を成功させるコツ|禁煙体験談②
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水を飲む事の凄い禁煙効果
タバコが吸いたくなったら「水を飲む」というのはよく聞くやり方です。
私は冬でも夏でもアイスコーヒを毎日飲みますので、そのコーヒーを飲んだ後に訪れるタバコの吸いたさを打ち消すために、ペットボトルの「ミネラルウォーター」を飲んでいました。
なんの期待もせずにやっていた感じでしたが、その効果は凄いのひと言でした。禁煙できた成功要因の一つに挙げられます。
タバコをやめたいあなたは禁煙の初期段階では、必ず水を飲んでみてください。
水の禁煙効果に気づいてからは、何処へ行くのも水を手放しませんでした。
禁煙から1ヵ月ぐらいは仕事中や自動車での移動中、買い物や遊びに行く時なんかも水のペットボトルを、ワンショルダーバッグに入れて持ち歩いていました。
水以外にガムを食べるというオーソドックスな方法もありますが、ガムはほとんど食べませんでした。
禁煙1日目
それで、禁煙初日を迎えたその日は、奇跡的にタバコを吸わずに自宅へ帰りました。
夜寝る頃になると、こりゃ「タバコが吸いたくて眠れないんじゃねえかぁ?」と大心配しておりました。
でもタバコが吸いたくなったら水を飲む作戦で初日をなんとかクリア。
禁煙2日目
そして、禁煙してから初めての朝を迎えます。起きた時はタバコを吸いたいと思いませんでした。
ですが、出勤のために車に乗り込みキーを差し込みエンジンをかけます。ギアをドライブに入れて発進して初めての赤信号で止まります。
いつもの朝ならここで「マルボロ」に火をつけて煙を深く吸い込みます。
でもこれができないんです。ここで、いつもの行動をとれないのがキツいのです。
え~い!もうこうなったらコンビニで車を止めて「アイスコーヒーとタバコを買ったろかいっ!」と心が動き出します。が、ここはなんとか踏みとどまりました。
喫煙は習慣なんだというのをこのあたりで気付きます。禁煙2日目は「普通ならここでタバコ吸ってたよなぁ・・・」との思いが駆け巡った1日でした。
吸いたいから吸うというのと、いかに行動の節目節目でタバコを吸ってたのかを教えられます。
この悪習慣に負けて禁煙に失敗する人は多いのです。
禁煙3日目
そして、禁煙3日目。
この日はいとこの結婚式があって披露宴に出席しました。
後々書籍などで調べてみますと、禁煙に慣れるまでは酒を飲む集まりには「絶対参加しないこと」と書かれていました。
言われてみればたしかにその通りです。酒とタバコは相性抜群なんですから、禁煙に慣れるまでは飲み会に行かないようにと書かれてるのは当然のことです。
私自身「禁酒しない限り100%禁煙できんだろう」と痛いほどわかっていました。
でも禁煙した時はそこまで頭が回っていなかったです。それにしてもこの時は危なかったです。
禁煙開始日は計画的に
禁煙3日目で飲み会に参加してわかりました。禁煙を始める日ってホント重要度が高いです。
まず禁煙を始めてから数ヶ月は飲み会の予定を入れてはダメです。禁煙に自信がつくまでは酒の席は避けましょう。
そして、禁煙開始日は休み前の金曜日が理想です。
禁煙2日目のところでも書きましたが、平日に禁煙すると仕事に行くために同じ生活パターンをとります。
するとそこにはいつも喫煙がついて回ります。
- 出勤10分前の喫煙所
- 昼食の食前、食後
- 会議や打ち合わせ終了後
- トイレに行った後
- ひと仕事を終えた時
- 仕事終わり
- 仕事のストレスを解消したい時
- コーヒーなどの飲み物を飲む時
喫煙者はこういった場面で必ずタバコを吸っています。
平日はこうしたガチガチの喫煙パターンに当てはまってしまいますので、できれば休みの日に禁煙を始めたほうがいいです。
休みの日ならコーヒーを飲まない人が多いですし、仕事前と仕事終わりの一服もありません。休日なら仕事のストレスもありません。
DVDなどで映画を見るとか、散歩などに出て気を紛らわすこともできます。自宅での注意点は食後です。
家でも勤務先でもご飯を食べた後は危ないです。食後の一服は最高です。ですので食後は絶対歯磨きをする必要があります。
何事もスタートは大事です。金曜日の夜あたりから禁煙を始めまして、土日でたばこを吸わない感覚に少しでも慣れてから、仕事のある月曜日に備えましょう。
禁煙するためのポイントおさらい
- 禁煙開始日は休みの前日がよい
- 離脱症状の出る禁煙から3日~7日を根性で耐える
- 禁煙から1ヶ月は飲み会の予定を入れない
- タバコを吸っていた行動パターンを変える
- タバコを吸いたくなったら水を飲む
- 食後は歯を磨いて口内をリセットする
禁煙の離脱症状
ちょっと、ここで禁煙により身体にに起こったニコチンの離脱症状をお知らせします。
具体的な症状としましては「イライラ感や眠気」があり、なんか身体にフワフワした感覚が起こります。なんか地に足がついてない感じです。
それと、なんだか「サラサラ」とした唾液が「ダラダラ」と出るようになりました。
口の中で水のようなサラサラ唾液が出っ放しの状態です。あとは禁煙のクスリ(チャンピックス)の副作用だと思われる便秘がひどかったです。
禁煙による7つの離脱症状
- とにかくタバコが吸いたい
- 集中できない
- イライラ感
- 身体のフワフワ感
- 眠気
- 身体がダルい
- 唾液がサラサラになる
7項目のうちで1、2、3の症状が禁煙を失敗に導いてきます。基本的にはこの3項目を対策することになります。
禁煙3日目にビールと焼肉
さて、結婚式の話に戻ります。まずは披露宴の前夜、新郎が経営する飲食店で食事会がありました。
しかもそこは焼肉店です。焼肉ですよ!禁煙3日目に焼肉。
これはもうヤバ過ぎです。焼肉とビールが揃っちゃったらもうタバコを吸うしかありません。
油っこい焼肉のような食べ物と酒はタバコとの相性が最高なんですよね。
タバコをやめようとしてる人間にとって、「お酒」に「脂っこい食事」は元より、「コーヒー」や「味の濃いジュース系」なんかも禁煙には大敵なんです。
お酒を飲むとタバコを100本以上吸う私にとって大きな試練が訪れました。
しかも「お祝いの席」なんです。おめでたいんだからと言う理由で「自分に恩赦」を与えてしまいそうです。
「あ~!もう吸っちゃえー」ってなりそうな状況でした。
ここは水を飲むだけでは心もとないと考えて、もうひとつの方法を使ってピンチを乗り切りました。
禁煙中に出くわしてはいけい生ビール&焼肉のツープラトン攻撃をそれで凌ぎ切りました。
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