ボクシングのパンチの種類で覚えるのが難しいパンチはアッパーです。
その次がフックですかね。
人それぞれだと思いますが、私は一部のフックを苦手としていました。
シャドーボクシングやサンドバックだとフォームに問題はないんです。
ミットうちのフックが苦手
でもなぜだかミット打ち練習になるとなんかシックリこないんです。
たまにいいフックは出ますが、大体5発に1発ぐらいの割合です。
でもです。
対人練習では威力のあるフックが打てています。
ということであまり心配しないようにしています。
その重要な左フックの打ち方を丁寧に解説していきます。
初心者向け左フックの練習方法
フックの基本は体の軸と上半身の回転にあります。
身体の軸を中心にして体を左に捻転させて、その捻転を右に戻して左腕を振り抜きます。
この時の腕はピーンと伸ばした状態にします。
練習方法のコツは平手打ちをするような感じで腕を伸ばしてサンドバックを打ちます。
この方法で左フック用の筋肉をつけていきます。
最初は左肩が重くなって痛くもなります。でもこれがフックの基本練習です。
この大振りの平手打ちフックが正しく打てれば、ショートフックなども打てるようになります。
ショートフックの打ち方
ショートフックは腕のカタチをL字型にします。
で、このL字の状態を維持したまま、上半身を左にひねり、相手のアゴかテンプルめがけて右に振りぬきます。
体の軸を中心に左から右へです。この時に体の軸がブレないように注意してください。
体重移動は?
体重移動は左に上半身をひねって右に戻します。
この時、右側に壁を作る感じでブレーキ効果を使います。
フックは振り切らないよう注意が必要です。
ブレーキ効果を使ったほうフックの威力が増します。
フックの打ち終わりはかかとを上げるべきか
私は基本かかとを上げない派です。
そして、ショートフックはかかとを上げて、ロングフックはかかとを上げないパターンもあります。
フックの時にかかとを上げるか上げないかは、ジムによって指導法に違いがあります。
ここはジムの方針に従ってくいただくのがいいです。
例外としては上半身が硬い方はかかとを上げたほうがいいですかね。
ジムに通われていないあなたは、しっくりとくる方で練習してみましょう。