ウェルター級4団体統一世紀の一戦クロフォードVSスペンスは、クロフォードの9回TKO勝ちで終わりました。
圧倒的な展開でした。ダウンしたことがないあのスペンスが3回もダウンを奪われボコボコにされるなんて・・・。
スペンスは初回からパワフルなパンチを放っていました。しかし、ジャブの差し合いで負けて手数でも負けていました。スぺンスが1発パンチを打つとクロフォードは、3発4発とコンビ―ネーションを打ち返していました。
クロフォードのガードが固くてフェイントを入れながら鋭いジャブが当たっていました。
スペンスは足腰が強く後ろ重心でどっしりとした体勢で戦うのですが、簡単にジャブを当てられあんなにバランスを崩したスペンスは見たことがありません。
スペンスは足腰の強さとフレームの大きさを利用し、密着戦で押し勝ち得意の左右のボディフックを出していくだろうと思ってました。
しかしクロフォードの体の強さが勝ったようでスペンスを押し返していました。スペンス相手に接近戦で勝つなんて・・・。驚きの連続でした。
クロフォードはカウンターを狙ってけして大振りせず、タイミングと角度を変えてコンパクトなパンチを出していました。