ついについに待望の一戦が行われます。。
エロ―ルスペンスjr対テレンスクロフォードという超ビックマッチ。もっともボクシングの競技人口が多いと言われるウェルター級の4団体統一戦です。
無敗同士でパウンドフォーパウンドの上位の2人です。スペンスは33歳、クロフォードは35歳ですから、今戦っておかないと全盛時のピークが過ぎます。なんとかギリギリ間で合ったか!という感じです。
クロフォードが勝ちますと、2階級での4団体統一という偉業を成し遂げることになります。
【ボクシング】スペンスVSクロフォードのウエルター級4団体統一戦正式発表 スペンス「今世紀最大の闘い」
プロボクシングWBA、WBC、IBF世界ウエルター級統一王者のエロール・スペンス(33)=米国=と、WBOスーパー王者のテレンス・クロフォード(35)=米国=が、7月29日(日本時間30日)に米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで4団体王座統一戦を闘うと25日(同26日)、米興行大手プレミア・ボクシング・チャンピオンズが発表した。米国ではテレビ局のショータイムがペイ・パー・ビュー(PPV)で生放送する。
引用元:サンスポ
スペンスの戦績は28勝無敗(22KO)。一方のクロフォードは39勝無敗(30KO)でsす。
試合予想
個人的にはクロフォードが有利だとみています。
エロール・スペンスは多彩なジャブを使い、スピード感あふれる接近戦を得意とし、高いディフェンス能力と自分有利なポジションを作るテクニックで相手を翻弄し、強靭な足腰から繰り出されるパワーをもち合わせた総合力の高い選手です。
スペンスの打撃は軽く打ったようなパンチなのに相手がダウンします。相当パワーがあるのだと思います。また攻防一体となった的確な判断力と勝負強さを持ち合わせています。
一方、テレンス・クロフォードは、スイッチヒッターの二刀流で左右両方でスペシャルなスキルがあります。
左でも右でもフック、ジャブ、アッパーなど、多彩な攻撃を繰り出します。
試合展開としては、最初のラウンドからエロール・スペンスは攻撃的なスタイルを見せ、自分のリズムで試合を進めようとするでしょう。
本人のスピードとパワーを活かし、クロフォードを攻撃します。一方、クロフォードは、素早い反応力と冷静な判断力を持ち合わせており、機会があればカウンターを仕掛けてくることが予想されます。
お互いの選手が甲乙つけがたい優れた能力を持ち合わせているため、判定決着になると思います。そして、勝つのはクロフォードだと予想します。どちらにしても手に汗握る接戦となるでしょう。