IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ=(リミット58・9キロ)尾川堅一選手がアッサリと負けました。
たらればですが、ここでコルディナに勝てばWBCとWBOの統一チャンピオン。「シャクールスティーブンソン」と試合ができたはずです。
村田対ゴロフキン戦並みのビックマッチができたかもしれません。ちょっともったいなかったですね。
しかしイギリスは「君が代」の途中でも歌やブーイングがうるさくて、こいつらは韓国か!って感じでした。
イギリス人は全然紳士ではないです。
サッカーの時でも「チャント(応援歌」がうるさくてしょうがないですから・・・。
王者尾川堅一2回KO負け初防衛失敗「のまれたし、強かった」英国独特な盛り上がり対応しきれず
王者尾川堅一(34=帝拳)が完全アウェー戦で初防衛に失敗した。
地元出身の同級3位ジョー・コルディナ(30=英国)の挑戦を受け、2回1分15秒、KO負け。
同回途中、強烈な右ストレートをあごに受けてダウンを喫し、そのままキャンバスに倒れ込んだ。
これで英国で日本人による英国人との世界戦は6戦全敗。ジンクスを打破できず、完敗を認めた。
引用元:日刊スポーツ
尾川堅一VSコルディナ 試合動画
それにしても近年まれにみる見事なノックアウトでした。
カネロ対カーン戦に近いKOシーンでした。
出だしの1ラウンドは左フックのカウンター2発をあてて流れは良かったです。
左ガードが低かった尾川堅一選手
ただ「L字ガード」気味の構えが気にはなっていました。見事にそこを突かれた感じです。
KOシーンでは尾川選手がボディのフェイントに意識がいったからという解説が多いです。
でも尾川選手は左ジャブを出そうとしてたのではないでしょうかね。
なんかカウンター気味に打たれたせいで豪快なKO負けになったと思われます。
あの近い距離で左のガードなしはあり得ないと素人でも思いました。
ジャブでけん制しようとした矢先に右ストレートが飛んできたってわけです。
KOシーンをスローで何回も見てそう思いました。
コルディナは尾川選手の左ガードが低いということで狙ってたようにみえました。
不用意にもらった右ストレート
あとはポカですね。やっちゃったなぁって感じです。
本人も硬さがあったとコメントしていました。
体と心が温まる前にうまく倒された感じです。
スウェーかダッキングをしててくれれば・・・。
私は尾川選手のファンでしたので残念です。
競合ひしめくスーパーフェザー級の「日本人チャンピオン」です。もったいない敗戦でした。
12ラウンドを死闘のすえに負けたなら悔いはないと思います。
でも早いラウンドで自らのポカで負けたような試合です。
ですから、本人も今回の負けには納得いってないでしょう。
もう1回チャレンジしてほしいです。