井上尚弥対ノニト・ドネアとの試合は、井上尚弥選手が2回鮮やかなKO勝ち!
真剣で切り合うような緊張感があってシビれた試合でした。
勝利の瞬間に肌が粟立ち「ヨッシャー!」と叫んでました。
5階級を制覇したボクシング殿堂入り確実である偉大なボクサーを相手に2回TKO勝ちです。
私は5回ぐらいでKOすると下記の記事を書きました。
それがまさかの2回TKO勝ちです。
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井上尚弥チャンピオンがノニト・ドネアとの2度目の試合が決定!6月7日に再戦バンタム級3団体統一戦!Amazon primeで生配信
ボクシングのWBA・IBF世界バンタム級2団体統一王者「井上尚弥」選手の試合がドネアに決まりましたね。 村田VSゴロフキン戦と同じく見る側が緊張するビックマッチです。 今回は井上チャンピオンが5ラウン ...
しかし井上チャンプはわけのわからん強さですね。
いつも我々ファンの予想を超えてきます。
試合内容
2人のスピードが速くて試合は何がどうなったのか分かりにくい部分が多いです。
速すぎてスーパーサイヤ人同士の戦いですよ。あの試合は・・・。
ですので、試合はスローで何度もみました。
1ラウンド
ファーストアタックはドネアの鋭い左フックでした。
あれはいい左フックでした。
TVのカメラ位置では見えませんでしたが、あの左フックは被弾してたそうです。
井上選手はこの左フックでピリついて集中力が増したとコメントしています。
ドネアはやる気満々って感じで体にもキレがあって調子が良さそうです。
そして最初のダウンは1ラウンド後半に訪れます。カウンターのカウンターで凄い攻防でした。
スローでみるとドネアはカウンターの右ストレートを打とうとしました。
でもその前に井上選手が左ジャブのフェイントを使い、ドネアはジャブに備えて右にダッキングします。
が、その左ジャブのフェイントはオトリでしたので、先に井上選手のストレートがドネアのテンプルにあたってのダウンです。
あんな近距離であんなことができるんだと驚きました。異次元の戦いです。
この一連の攻防はWBSSの決勝でもありました。
前回はドネアが右ストレートを命中させて、井上尚弥選手がクリンチしました。あれは危ない場面でした。
それにしてもドネアは精神力がバケモンですね。
ダウンしてもすぐ立ち上がってました。
この時は頭が真っ白で奥さんの声を聞いてファイティングポーズを取れたと語っています。
2ラウンド
2ラウンドでは左フックでグラつかせて、グローブのすき間にジャブやフックを打ち込みます。
凄いコントロールショットです。
最後はコンビネーションからの左フックでTKOです。
もう無敵ですよ。
これで4団体統一に王手をかけました。
全団体統一王者は過去に8名しかいません。
フェザー級より軽い階級では一人も達成していません。
ぜひこの偉業を達成してほしいもんです。
井上選手の今後の動向に注目です。