食欲が抑えられる奇跡のような新感覚を身に付けて、あなたもダイエットの極意を会得しましょう。
ダイエットの極意って大げさだと思われそうですが、上手くハマってくれば食欲を抑えるコツがバッチリと極められます。
7特に夜間のおやつや食事は完璧にやめられます。
サプリに頼らない我慢知らずの食欲抑制法
2015年に食事制限を始めてからは、夜11時以降食べ物を口にしていません。そのおかげもあって体重は最大18kg落ちました。
その経験を踏まえてどうやったら深夜の間食や夜食が”スパッ”とやめられるのかっていうのを説明していきます。
これは四苦八苦しながらダイエットをやっていて、食事の量を腹八分目にする食事制限を始めて1ヵ月が過ぎようとした頃です。
身体にある感覚が芽生えてきました。
それは、空腹でいることが心地良くなってきたのです。そして満腹感が不快になります。
うっかり食べ過ぎた時は「しまったぁ!」と思って後悔するようになります。そして、お腹が空いている状態が気持良くなります。
さらには、空腹を楽しむ自分がいるのです。「空腹感よ早く来こい!」みたいな感じになってきます。
空腹の向こう側が見えた感じです。あんたは「永平寺の修行僧かよ!」て声が聞こえてきそうです。
でも、まさに心頭を滅却した修行僧みたいな話なんです。
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食欲をコントロール
自分でも信じられないのですが、そんなあり得ないような感覚が訪れたのです。
これが不思議と仕事中には一切訪れません。仕事をしている夕方ごろなんて小腹が減って”イライラ”してるぐらいです。
どうやらストレスがかかる仕事中や、お腹が鳴るような状況だと食欲は抑えられていません。
頭や体を使っている時はダメなのかもしれません。仕事以外で自宅にいる時や夕飯後は空腹感が待ち遠しくなります。
食欲を減らすにはリラックスすることが重要
これは勝手な見解なんですけども、自宅でリラックスしている時だけ空腹感を楽しめているようです。
とりわけ、23時以降の夜間にこの傾向が強くなります。夕食から3、4時間が経過した時間帯です。
また休日で自宅にいる時は朝食を食べないのですが、この時も空腹はツラくありません。
だけど、平日に朝ごはんなんか抜いたら10時過ぎぐらいからお腹が「グーグー」鳴りまくりです。
食事制限ダイエットを始めた当初は、夕食を食べてから2時間ぐらいの間は、小腹が減って減ってしょうがないのです。
とにかく何か口に入れたくなります。
そんなお腹が空いた状態にもかかわらず、23時を過ぎたあたりからはお腹が減っていても食べたいという感覚が消えます。ホント不思議です。
夜中の食欲をなくせます
夜食は太るし体に悪いのは分かっているけど、お酒を飲んだ後のラーメンを筆頭に、夜食ってなっかなかやめられないんですよね。
私が食事制限を始める前は、週2日のペースで「カップ麺」を「夜食」として食べていました。週に2日のペースで1日4食は食べていたわけです。
基本的に休日前に寝る時間帯は朝3時か4時です。
ほぼ朝方まで起きているため、何か食べないとお腹がクークーで眠れなくなり、つい食べてしまうという生活を数十年も続けていました。
しかし、今回紹介する「食欲が抑えられる感覚」が掴めてからは、夜食を一切食べていません。(飲み会後の〆のラーメンは別です)
日頃から夜食を食うのが当たり前になっていましたので、食べる量や回数を減らすことはできても、夜食を一切食べないのは、100%無理だろうと自覚していました。
それだけに自分でもビックリしています。
さらに夜食を食べないと寝付けなかったのに、普通に寝られるようにもなっています。
夜食はカロリーが高いカップ焼きそばを主食にしていました。ソース味の焼きそばってご飯と良く合いますので、ご飯も追加して「カップ焼きそば定食」にして食べていた状況です。それだけで「700kcal」を超えてきます。
今となっては寝る前や夜中にこれだけのカロリーを摂るなんて考えられません。
カップ麺はカロリー以外の塩分にも注意が必要ですので、健康のためにも夜食を食べなくなって良かったです。
あのまま食べ続けていたら血管系の病気や糖尿病への道をまっしぐらでした。この夜食を食べる習慣がなくなったのはデカかったです。
拒食症の疑い
これは「軽い拒食症?」みたいなもんかと考えて調べてみましたが、絶食するような過激なダイエットはしていませんのでそれはないようです。
拒食症というのは食べたくても食べられなくなりますし、思考力が低下する等の症状が見られます。
空腹は五感が研ぎ澄まされる
私の場合は、食事制限をしつつも週に5日は3食キッチリ食べていますし、思考力の低下どころか、五感が研ぎ澄まされて頭が冴えたような感じになります。
さらに体は軽く感じてスキッとした状態で過ごせています。
空腹状態は集中力がアップし、記憶力が向上するという研究論文も出ているようです。まさにそれを実感しています。
百寿者たちと早死にする55歳以下の“若者”たちの寿命の長短を決めている要因は、肉・卵・牛乳・バター・マヨネーズに代表される高脂肪食の摂取の多寡、筋肉労働や運動の量の差などであろうが、ひとつにしぼれといわれると、私は日常的に「空腹」を経験したことがあるかどうかという点を指摘したい。
空腹の効能については、空腹のときに「オートファジー」「オートリシス」「アポトーシス」などの現象が発現するほかに、細胞の中の「sirtuin(サーチュイン:長寿)遺伝子」が活性化することを、2000年に米国マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が証明している。
最低でも1日1回、空腹の時間を設けること、そしてお腹が空いてから食事をする(空いていないなら食べない)ことなどを心がけることによって、健康・長寿を心がけたいものである。
まとめ
ネット検索で自分の身体に起こった一連の症状を調べてみました。そしたら同じような感覚を持つ人は相当数いるようでした。某大型掲示板をのぞいてみると、「空腹気持ちいい」「お腹が減ってないと眠れない」などの書き込みが多数ありました。
空腹感が心地いいと感じている人は珍しくないようです。
何日も「断食」ができる人や「不食」の人も同じような感覚で過ごしているのかもしれません。
私の場合は体に必要な栄養素を確保しながら、腹八分目の食事制限を続けていたら、偶然にも食欲が抑えられる感覚が身につきました。
当然個人差はあると思いますけども、腹八分目の食事制限を粘り強く続けていれば、あなたも「空腹感が楽しめる奇跡の感覚」に目覚めるかもしれません。